タイトルにある、棋士の「透明」感を強く感じさせる内容であった。
神の域に近づいた存在というものは、雑念や雑音とはかけ離れた世界を生きているのだと強く感じさせられた。
時として作者の言葉が雑音に感じられ、登場人物の中で「作者だけが透明じゃない」という(笑)本であった。
薄さの割に、読みごたえのある本。
良書である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
囲碁・将棋
- 感想投稿日 : 2016年4月2日
- 読了日 : 2016年4月2日
- 本棚登録日 : 2016年1月15日
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