99%の誘拐 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年6月15日発売)
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30年以上前に書かれた作品にもかかわらず、犯行にコンピュータが使われていて、ハイテクを感じさせます。さすがに今と比べたらコンピュータが一昔前のような感じがする部分もありますが、作品としてはあまり時代を感じさせることなく、非常に面白いと思います。完全犯罪を成し遂げようとするスリルがあり一気に読めてしまいました。

時間の経過による二部構成になっているのですが、犯人と警察の駆け引きが興味深くドキドキします。人が殺されない犯罪ものの作品もたまには良いなと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 吉川英治文学新人賞
感想投稿日 : 2022年9月11日
読了日 : 2014年5月1日
本棚登録日 : 2014年10月2日

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