状況曲線上巻は事件を通し、話の主となる登場人物が少しずつ絡みながら淡々と話が進んでいく。建設業界と政界、官公庁関連とのつながりの闇の部分が少しずつ出てくる。
登場人物の心理状況はなかなか面白いが、淡々と話が進んでいくため、興味をそそられる部分にかけるところもあった。しかし、上巻の終わり方が非常に読み手の気持ちをくすぐるようになっているため、下巻での結末に期待が持てる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2015年10月31日
- 読了日 : 2015年10月17日
- 本棚登録日 : 2015年10月31日
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