著者のファンである。
この人のくどい解釈がそのしつこさが、わかりやすさと言うものを追求を伴って、本題にある結論に行き着く作りが良い。
古典は体で覚えることであり、きれいだと思う月や空と言う景色に感情とともに増えることであると思い起こさせてくれる。
それが日本語である。
そう思わせてくれる平安時代及び鎌倉時代の代表的古典に触れることで、話し言葉の重要性を説いている。
暗記が苦手な人が、暗記したくなる古典と言う解釈に行き着くであろう良書。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年9月5日
- 読了日 : 2020年9月5日
- 本棚登録日 : 2020年9月5日
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