京都国立博物館研究員の望月。マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンが望月に導かれ、望月はあるものを目にする。「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書。古文書の中には「俵…屋…宗…達」とあり…。
天才少年絵師・俵屋宗達がルネサンスに会う、壮大な物語。
上巻はローマに行くまでの物語。宗達が人間味あふれてて読んでて楽しい。この時代のこと宗達のこと予備知識なしで読んでいるので、より一層興味ひかれ、またロマンを感じる。ま、一つの物語として、頭の中でも空想は広がります。洛中洛外図作成について、狩野家との繋がり、俵屋の家業、そんな内容の上巻。
下巻へ続く。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月15日
- 読了日 : 2020年9月18日
- 本棚登録日 : 2020年12月15日
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