銭の戦争 第二巻 北浜の悪党たち

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2012年8月8日発売)
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本棚登録 : 118
感想 : 15
4

第2巻です。
享介改め狂介となり、
舞台を大阪北浜に移して相場師として着々と布石を打ってます。
まだ少し話が前後して集中が途切れますが、
文体に慣れたのか第1巻に比べてこころなしか読み易くなり、
基本的に狂介の天才っぷりを追いかけることができました。
しかし狂介は二十歳そこそこの大学生とは到底思われません。
昔の方が(精神的に)大人になるのは早かったとは想像できますが。
どだい今の大学生像と並べるものではありませんね。
天一坊やらラスプーチンやら個性派もてんでばらばらに躍動して、
本当に激動の時代だったんだなぁとあらためて感じます。

なんと第3巻があるのですね。(予告参照)
まだまだ続きそうな予感。
最後まで読めるだろうか私・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月30日
読了日 : 2012年12月23日
本棚登録日 : 2012年8月30日

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