第2巻です。
享介改め狂介となり、
舞台を大阪北浜に移して相場師として着々と布石を打ってます。
まだ少し話が前後して集中が途切れますが、
文体に慣れたのか第1巻に比べてこころなしか読み易くなり、
基本的に狂介の天才っぷりを追いかけることができました。
しかし狂介は二十歳そこそこの大学生とは到底思われません。
昔の方が(精神的に)大人になるのは早かったとは想像できますが。
どだい今の大学生像と並べるものではありませんね。
天一坊やらラスプーチンやら個性派もてんでばらばらに躍動して、
本当に激動の時代だったんだなぁとあらためて感じます。
なんと第3巻があるのですね。(予告参照)
まだまだ続きそうな予感。
最後まで読めるだろうか私・・・。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月30日
- 読了日 : 2012年12月23日
- 本棚登録日 : 2012年8月30日
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