人間の土地 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1955年4月12日発売)
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本棚登録 : 5996
感想 : 433
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レーダーも無線も無い時代に、
飛行するなんて、恐ろし過ぎる。
夜なんて無茶でしかない。
郵便物を運ぶ為に命懸けだったとは…。
夜間や台風の中の飛行、砂漠での遭難場面など
追体験をしている気になる。

ただ難しかった。
難解だった。
後にサンテグジュペリが飛行機に乗ったまま行方不明になる、と知った上で読んでいるので、不安がつきまとっていた。
命懸けで空を飛び、死の淵を彷徨った作者の
達観した哲学を少しでも理解したかった。
光文社古典新訳文庫で再チャレンジしよう、と思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年7月14日
読了日 : 2023年7月12日
本棚登録日 : 2023年7月12日

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