二年程前に、一度読んでいる。一年程前に、ジョージ・オーウェルの「一九八四」を読んで、その時、
村上春樹氏が、「一九八四」が、近未来小説ならば、私は「1Q84」で、近過去小説を書いた。というインタビュー記事を見つけた。そうだったかしら?と、どこかでそれを確認したかったので、再読。
〈4-6〉前編1は、ここから始まる物語の主要登場人物達の輪郭。青豆と天吾を交互にに語部として。
○青豆 女性 表はスポーツインストラクター 影では、必殺仕事人風
○天吾 男性 予備校数学講師 小説家を目指してコツコツ書いている
○老婦人 青豆の顧客であり、雇い主
○タマル 老婦人の執事
○小松 天吾を認める編集者
○ふかえり 小説の新人賞に応募してきた女子高生
美人、ナイスバディ
○戒野 信仰宗教組織から逃げてきたふかえりの養育者 ふかえりの父の友人
青豆は、1984年の4月、ある仕事の後から今まで生活してきた社会との違和感を感じる。自分の記憶の過去との相違を確認して、1Q84 と(Question )としておく。
天吾は、ふかえりの投稿作「空気さなぎ」を小説としてリライトするよう小松に依頼される。その違法行為に悩みながらも、その作品感に圧倒され作品を仕上げる。
子供の頃の回想から、青豆と天吾は、小学生の時のクラスメイトであること、二人に惹き合うものがあったらしいことがわかる。
さて、次行こうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新潮文庫
- 感想投稿日 : 2022年11月23日
- 読了日 : 2022年11月23日
- 本棚登録日 : 2022年11月23日
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