司馬遼太郎 菜の花忌
菜の花みたいな黄色花が好きだったみたい。
「中外日報」連載 1960年
織田信長により一族惨殺された伊賀忍者。
忍者の夜行性と単独性を梟と見立てる。
伊賀者として生きる重蔵と武士への道を模索した五平。対照的な生き方を選んだ二人の忍者。
豊臣秀吉の暗殺の依頼を受けた重蔵は相弟子だった五平と敵対する事になる。
戦乱の世のスパイ合戦。
戦国末期の暗闇の争い。
伊賀と加賀の忍者の気質の違い。
金で動く表に出ない忍者を小説の中央に置く。
この二人に二人の女性がたびたび絡むのだけど、思いの外、女性に甘めなのではと思ってみたり。
ラストは、五平を囮として秀吉を追い詰めた重蔵。孤高の伊賀風を貫いた重蔵が振り返る人生。
司馬遼太郎は、ひまわり師匠にお任せしようと思う。よろしくおねがいします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
直木賞
- 感想投稿日 : 2024年2月12日
- 読了日 : 2024年2月12日
- 本棚登録日 : 2024年2月12日
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コメント 13件
ひまわりめろんさんのコメント
2024/02/12
おびのりさんのコメント
2024/02/12
みんみんさんのコメント
2024/02/12
おびのりさんのコメント
2024/02/12
1Q84O1さんのコメント
2024/02/12
おびのりさんのコメント
2024/02/12
ひまわりめろんさんのコメント
2024/02/12
1Q84O1さんのコメント
2024/02/12
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2024/02/13
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2024/02/13
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2024/02/13
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2024/02/13
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2024/02/13