またしても土瓶さんが覚えていない作品を発掘してしまった。
あとがきによると 本当に好きなものを自由に書いてしまった小説らしい。
おとなしめのどのクラスにも数人は居そうな心優しい少年。
教室でそっと生きていたかったのに なぜか担任教師の標的となってしまう。
担任は、大人の弱さだね。
自分のクラス運命の潤滑油として彼を使う。
彼を底辺として扱うことで、他の生徒の反抗を抑え、団結に導く。
現実的にこういう大人が存在するのがホラー。
教室内の蟻地獄にずるずるはまっていく感じがうまいなあと思う。
“死にぞこない”の男の子青は、少年の幻想であり、彼自身の意思だよね。
優しさだけでは社会は生きていけないのです。
復讐という意思表示。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年1月11日
- 読了日 : 2024年1月11日
- 本棚登録日 : 2024年1月11日
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コメント 12件
土瓶さんのコメント
2024/01/11
bmakiさんのコメント
2024/01/11
aoi-soraさんのコメント
2024/01/11
土瓶さんのコメント
2024/01/11
おびのりさんのコメント
2024/01/11
おびのりさんのコメント
2024/01/11
bmakiさんのコメント
2024/01/11
土瓶さんのコメント
2024/01/11
なおなおさんのコメント
2024/01/11
土瓶さんのコメント
2024/01/11
おびのりさんのコメント
2024/01/11
1Q84O1さんのコメント
2024/01/12