神・時間術

著者 :
  • 大和書房 (2017年4月13日発売)
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残業だらだらの毎日と決別したい、自分のやりたいことを後回しにして仕事をしていたらいつ自分のしたいことができるの⁉︎という思いで手に取ったこの本。

樺沢先生といえば、運動、睡眠、朝散歩、というくらい提唱されているが、それがどれだけ大事か痛感。とくに朝の過ごし方が重要で、集中時間を朝にもってくると仕事が先取りできて早く終わって最高。

誰にも邪魔されない空間で仕事をすると圧倒的に集中できる。いつも話しかけられてイライラするようなら、人のいない時間、人のいない場所で集中力を必要とする仕事をすればいい。

その際、「締め切りを決める」「ストップウォッチで見える化する」と、より効率的。

やらなければいけないことは、紙に書いて忘れる。何に書いたか忘れた…とならないように、いつも同じノートに書く。ToDoリストを作り、優先順位を決めて、サクサク仕事。

退社時間を決めて、その時間にはかならず帰る。今日から18時に帰る!何があっても帰る!

運動は「やる」と決めて、やるしかない。運動すると睡眠の質が上がり、健康になり、脳のパフォーマンスも上がる。

「楽しむため」に時間を使う…この言葉にはっとした。
仕事を効率的に行い、成果を上げることが目的ではなく、それは手段に過ぎない。自分時間を楽しむために、その時間を捻出するために仕事のやり方を変えるのだ。
自分が本当にやりたいことにフォーカスして考えよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年7月4日
読了日 : 2020年9月7日
本棚登録日 : 2020年6月20日

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