火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫 NF 251)

  • 早川書房 (2001年4月15日発売)
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病気を患っていても、悲観せずにむしろそこを生かすような人生を送っていてかっこいい。自分を真っ当から肯定する姿勢はすごいと思う。

"生まれながらの盲人が、手で立方体と球体を識別することを学んだとする。その人が視力を取り戻して、触らずにどちらかを識別することは可能だろうか"

色失った芸術家
記憶を保持できないグレッグ
トゥレット症候群の外科医
触覚で生きる人々

当たり前の五感がない世界はどう見えるのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年1月14日
読了日 : 2024年1月14日
本棚登録日 : 2024年1月14日

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