エデンの東 3 (ハヤカワ文庫 NV 3)

  • 早川書房 (1984年1月1日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 5

深く傷つき自己喪失のアダム、その彼を目覚めさせ、双子の兄弟アロンとキャルの成長を見守り続けた良き隣人サミュエルは、妻ライザと九人の子供たちを残しこの世を去ります。やがて、呪われしキャシ-の身元が判明(淫売宿経営のケイト)します。さらに弟チャ-ルズの死を知ったアダムは、中国人召使で哲人リ-から知恵を授かり、キャシ-の呪縛から解放され再起を誓います。しかし双子の兄弟が、母親の生死を探ってことは知る由もありませんでした。一方、サミュエル亡き後のハミルトン家の明暗が描かれ、物語は第四部の佳境へと入っていきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国文学
感想投稿日 : 2020年8月21日
読了日 : 2020年8月21日
本棚登録日 : 2020年8月21日

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