古典部シリーズ3作目。
カンヤ祭(文化祭)当日、山になった文集を売り切るため古典部メンバーが奮闘します。感想としては以下3点。
1つ目、入須先輩直伝の頼み事の方法。
高校生とは思えない人身掌握術。言ってることはわかるけど実践するのは難しそう。流石、女帝。
2つ目、奉太郎のわらしべプロトコル。一番役に立ったのは最後の漫画でしょうが、小麦粉も大活躍。省エネ主義の奉太郎が4階から声をあげ人を呼ぶという滅多にないことがおこります。
3つ目、『期待』すること。
自分と同じだと思っていた友人が自分より秀でた面を持っていた。しかもそれは自分が憧れている才能。それを喜べるか否か。
里志がよく言う「期待してるよ、奉太郎」の印象が少し変わりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年11月25日
- 読了日 : 2020年11月25日
- 本棚登録日 : 2020年11月14日
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