クドリャフカの順番 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2008年5月23日発売)
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本棚登録 : 11087
感想 : 791
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古典部シリーズ3作目。
カンヤ祭(文化祭)当日、山になった文集を売り切るため古典部メンバーが奮闘します。感想としては以下3点。

1つ目、入須先輩直伝の頼み事の方法。
高校生とは思えない人身掌握術。言ってることはわかるけど実践するのは難しそう。流石、女帝。

2つ目、奉太郎のわらしべプロトコル。一番役に立ったのは最後の漫画でしょうが、小麦粉も大活躍。省エネ主義の奉太郎が4階から声をあげ人を呼ぶという滅多にないことがおこります。

3つ目、『期待』すること。
自分と同じだと思っていた友人が自分より秀でた面を持っていた。しかもそれは自分が憧れている才能。それを喜べるか否か。
里志がよく言う「期待してるよ、奉太郎」の印象が少し変わりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年11月25日
読了日 : 2020年11月25日
本棚登録日 : 2020年11月14日

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