一房の葡萄 (角川文庫 緑 29-5)

著者 :
  • KADOKAWA (1952年3月15日発売)
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本棚登録 : 167
感想 : 22
3

図書館で借りたもの。
薄い本だし、基本童話なので読みやすいのは読みやすい。でも書かれている内容は随分とシビアな印象。出来心だったり保身だったり、誰しもあるような誉められたものじゃない感情や行動。こどもを主人公にしているのがなんだか生々しいです。文章というか出来事のつながりがぶつ切りに感じて非常にすわりが悪かったのですが、もしかしたら子供の意識そのままに書いたらこんな感じになるのかも、とのちに気づきました。気にはなる、読み返すとまた印象変わるのかもしれないです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未所持
感想投稿日 : 2008年5月14日
本棚登録日 : 2008年5月14日

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