首無し死体、牛の銅像に突き刺された死体…これは童謡の見立て…と横溝風に田舎の集落で起きる連続殺人事件。
本の分厚さを感じさせない筆力はさすが。途中だれること無く一気に読ませてくれた。
村のあちこちをふらふらしながら、石動が名探偵よろしく事件に首を突っ込んでいき、最終的に警察からも情報提供してもらえるところまで食い込んでいくところは、名探偵モノ好きには安心の展開w
次作の黒い仏もそうだが、モヤモヤしているところは残るものの非常に面白かった。
音楽の蘊蓄は良くわからなかったが、でてくる料理は美味しそうだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内ミステリ
- 感想投稿日 : 2011年4月18日
- 読了日 : 2011年4月18日
- 本棚登録日 : 2011年3月2日
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