娘が読んでいた本を拝読。
マリリンモンローのセクシーな面は知っていたけれど、女優のあるべき姿、役者としての表現についてここまで深く考え、努力していたのは知らなかった。また、花や動物など小さな命を大切にするほど繊細な心がベースにあるというモンローを形成する核が優しさであったことも本書で知った。
意識が他者に向けられている間は良かったけれど、愛に飢えた結果、最終的には意識を全て自分に向けてしまったが故に悩みは膨れ上がった。
与えられた才能は、やはり自分の欲望のために使うのではなく、他者のために使うものではないだろうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月15日
- 読了日 : 2023年7月15日
- 本棚登録日 : 2023年7月15日
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