美術系の小説を書くことに定評のある原田マハさんですが、食べ物エッセイがこんなにお上手とは!という新しい発見でした。
高級料理からたこ焼きのような庶民レベルまで、パリにも拠点をおいていらっしゃるので、グルメ紀行も国際的。
どれもおいしそうでうっとりしてしまいます。
後書きを読んで気付かされたのが、確かに昔…昭和の時代は「旅行=観光」で、土地のおいしいものを食べるというのは"観光"にくっついてきたものだったな、ということ。
今のようにおいしいものを食べるためにその土地へ行く、というのは、わりと最近…平成になってから?とか???
まぁ平成を最近といってしまうあたり、おばちゃんだなぁと思うことですが…(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ一般書
- 感想投稿日 : 2021年1月26日
- 読了日 : 2021年1月26日
- 本棚登録日 : 2021年1月26日
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