キリストの身体: 血と肉と愛の傷 (中公新書 1998)

著者 :
  • 中央公論新社 (2009年5月1日発売)
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本棚登録 : 145
感想 : 12
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聖書にキリストの顔の描写はない。
これまで、人々はキリストの姿をどのように捉えてきたのか。
美しい姿、醜い姿、潔い姿、穢れた姿、そして捉えどころのない抽象的な姿、、、時代によって異なる描き方をされたキリストに迫る本。

最も衝撃的だったのは、キリストの脇腹の傷とロンギヌスの槍が女性器と男性器に例えられている絵画があることだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書/Japanese
感想投稿日 : 2020年2月2日
読了日 : 2020年2月2日
本棚登録日 : 2020年2月2日

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