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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784121019981
みんなの感想まとめ
キリストの姿は、時代や文化によってさまざまに捉えられてきました。その描写は美しさや醜さ、潔さや穢れを含み、キリスト教の信仰や価値観を反映しています。本書では、聖書に具体的な描写がない中で、キリストがど...
感想・レビュー・書評
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イエスが本当はどんな姿をしていたのかではなくて、彼がいかにイメージされてきたのかということ。
キリストの醜さはほかでもなく神が人間へ降りてきたことの証拠であり、罪で歪められた人間の醜さを贖ってくれる証である。
538年のオルレアン公会議で復活祭にユダヤ人はキリスト教と同席してはならないという決定がなされていたものの、10世紀ごろまでは総じてあからさまな反ユダヤ主義や虐待が表面化することはなかったといわれる。
キリスト教の前身であるユダヤ教は偶像に関してのみならず、そもそも見るということに関してかなり禁欲的な宗教であった。神とはその顔を見ることのかなわない存在なのであり、いわば絶対的な他者であった。
カトリックが信三や傷の伝統的なメタファーを、やや大げさな形で両しつづける一方で、プロテスタントは信仰をますます個人の内面の問題とみなし、もっぱら個人主義的で理念的な観点からとらえるようになっていくだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
聖書にキリストの顔の描写はない。
これまで、人々はキリストの姿をどのように捉えてきたのか。
美しい姿、醜い姿、潔い姿、穢れた姿、そして捉えどころのない抽象的な姿、、、時代によって異なる描き方をされたキリストに迫る本。
最も衝撃的だったのは、キリストの脇腹の傷とロンギヌスの槍が女性器と男性器に例えられている絵画があることだった。 -
描写されたキリストの姿からいろいろなことが読み解ける。
キリストがイケメンか不細工か、考えたこと無いし。目から鱗がぽろぽろと。 -
『キリストの身体―血と肉と愛の傷』(岡田温司、2009年、中公新書)
イエス・キリストの身体に現れるさまざまな象徴的な図像は、いったいいかなる意味を持ち、いかなる役割を担っているのか。
それらを幅広い視点から検証している。キリストの姿を描いた多くの美術品の挿絵が多いので、わかりやすい。
(2009年8月26日) -
三部作完結。徐々に難しくなってきて、読み応えがありますが、最終章は比較的わかりやすくすんなりと入ってきました。
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「キリスト教図象学三部作」完結篇 キリストやそれに関係する出来事(奇跡)を後の人々がどのように捉え、絵画・彫刻などの図象に表現してきたか。とかく観念的で難解なこれらのものを比較的解りやすく説明されています。
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