悪魔の涎/追い求める男: 他八篇 (岩波文庫 赤 790-1)

  • 岩波書店 (1992年7月16日発売)
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本棚登録 : 1022
感想 : 83
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現実と非現実の境界線が曖昧な、独特の世界観。
読後感がふわっとしているところはボルヘスと似ているなあと思うのだが、こちらの方が後に残る感じがする。
何となく、ボルヘスは広い世界とか運命とかを描き、コルタサルは人間の内的世界を描いているような気がする。
と、感想までが曖昧模糊となってしまった。

ジョン・ハウエルへの指示が印象に残っている。
冒頭のインパクト勝ちって感じ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外作家
感想投稿日 : 2012年7月22日
読了日 : 2012年7月22日
本棚登録日 : 2012年7月22日

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