春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2004年4月16日発売)
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本棚登録 : 5918
感想 : 634
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基本に還ろう! ということで、超久し振りのアガサ・クリスティー。
子供の頃は良く読んでいた気がするけど、ブグログ登録は初。

ポアロもマープルも出てこない「ノン・シリーズ」

不思議な怖さを感じさせるお話しでした。

夫にも子供たちにも恵まれた主人公。次女の病気見舞いに訪れたバクダッドからイギリスへ帰る途中、テル・アブ・ハミドで不慮の事故により足止めをくらうことに。
粗末な宿泊所以外は見渡す限り砂漠しかない環境に数日置かれ、自分の人生を振り返るのだが。

しかし、彼女は間違っていたのだろうか。
人間万事塞翁が馬、という言葉を思い出す。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス 海外
感想投稿日 : 2023年3月10日
読了日 : 2023年3月10日
本棚登録日 : 2023年3月10日

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