直木賞受賞作。
十年後に切腹することを命じられた武士を中心に、武士の生きざまを描いてる作品。
淡々と物語は進む。
読みづらくはないのだが、予想通りの展開と結末。
時代物なので仕方がないのだろうが、同一人物なのに立場によって呼び名が変わるので、私のようにボケ~っと読んでいると誰が誰だかわからなくなる。
これ以降完全ネタバレになります。
未読の方は読まないでください。
武士だからといって、すべてを受け入れて死ぬのは美しいのだろうか?
わからない。
家族がいる。ならば、みっともなくても足掻いて欲しい。
それは武家の作法ではないのだろうけど、それでも、下された切腹を回避するためにもう少し何かできなかったのだろうか?
何より本人にその気がないのでどうにもならん。
いくら武士としての生き方、と言ってもなぁ。
正直潔いとも美しいとも思えませんでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年10月16日
- 読了日 : 2022年10月16日
- 本棚登録日 : 2022年10月16日
みんなの感想をみる
コメント 7件
松子さんのコメント
2022/10/22
土瓶さんのコメント
2022/10/22
松子さんのコメント
2022/10/23
土瓶さんのコメント
2022/10/23
松子さんのコメント
2022/10/23
土瓶さんのコメント
2022/10/23
松子さんのコメント
2022/10/23