終末のフール

著者 :
  • 集英社 (2006年3月24日発売)
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本棚登録 : 7175
感想 : 1194
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連作短編。全部で8話。
8年後に小惑星がぶつかって世界が滅亡するという設定。

私の場合、1話読み終わるのに1時間かかった。
休憩をとりやすかった。
次の2話が気になる!といったことはないので全体的にゆっくり読んでいったかな。
登場人物たちが色々出てくるので前のお話では名前が分からなくても次の章で分かったりして、それは楽しめるけどしんどかったかも。(笑)始めはメモをとって登場人物の整理をしていたけど途中からそれもだるくなってしまった(自分のやる気の問題…笑)
伊坂幸太郎さんの作品は短編より長編が自分に合っているのかも。

前半の4つのお話はメモをとりながら読んだので楽しめた。
とくに2話"太陽のシール"に出てくる夫婦の出会い方が素敵だなって思った。
いちばん嬉しかったのは中学生の頃に見てしまったホラー映画がメンションされたこと!
「壁の中に誰かがいる」という映画で、お化け屋敷の話かなと思ったけど、全然思ってたのと違って衝撃だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月20日
読了日 : 2023年10月19日
本棚登録日 : 2023年10月15日

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