インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで (文春新書 995)

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年12月19日発売)
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本棚登録 : 421
感想 : 38
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インターネット依存やインターネットゲーム依存を「デジタル・ヘロイン」とか「合成麻薬」だ、など煽りまくる文章が満載です。

先日、世界保健機関WHOが「国際疾病分類第11版(ICD-11)」で、ゲームに夢中になって止められない状態を疾病として認定することを発表していますが、それは今までのICD-10では分類先がなく、『その他』としていただけのことで、症状としては以前より認識されていたものかと思います。

ゲーム依存な人は昔からいましたね。なにか新しい悪者が出てきたが如く、無闇に読者を煽るような文章は、残念ながら理解できませんでした。

「ゲームは1日1時間。外で遊ぼう元気良く。僕らの仕事はもちろん勉強。成績上がればゲームも楽しい。僕らは未来の社会人」

これは、かのゲーム名人が残した言葉です。なにごとも行き過ぎは毒になり得ます。気をつけたいものですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 行動
感想投稿日 : 2018年5月31日
読了日 : 2018年5月30日
本棚登録日 : 2018年5月17日

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