晴れた日の昼下がりにぴったりな詩集。読んでいると、ホッとして元気が出た。動物、植物、自然が中心にいて、読むと何気ない日常生活の大切さに意識が向く。どれもよかったが、職質を受けてサッと逃げる様子がくすりと笑えた「ちょっと待て満月」、のんびりしたお昼の時間を思い出す「お昼のニュース」、あしたがあることに気持ちが浮上した「身の上ばなし」がとくにお気に入り。疲れたときに読み返したいと感じた一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2022年
- 感想投稿日 : 2022年1月13日
- 読了日 : 2022年1月9日
- 本棚登録日 : 2022年1月9日
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