アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

著者 :
  • 集英社 (2012年9月26日発売)
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本棚登録 : 411
感想 : 57
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角幡作品は過去3作読んでいるが、本作も期待を裏切らず面白いノンフィクション作品だった。
角幡氏と同行者の荻田氏が歩く現代の北極圏と、かつてフランクリン隊が目指した北西航路が、まるでパラレルワールドのように展開して行く。絶望の淵を彷徨ったアグルーカと、自ら決断し途中から衛星通信を拒絶した著者たちが見たものは、きっと同じ景色であったに違いない。少し気が早いが次回作も楽しみだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 紀行文
感想投稿日 : 2012年12月1日
読了日 : 2012年12月1日
本棚登録日 : 2012年9月4日

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