夢の守り人 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2007年12月21日発売)
3.97
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本棚登録 : 7020
感想 : 553
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1巻から読んでいるが、つまらなくて読めなくなってしまった。原因は主に2つだと思う。

1つはバルサが30そこそこでおばさん扱いされ過ぎていること。おばさんだの中年だの傷の治りが遅くなっただの言われている。物語の設定上おばさんなのかと思ったが、1巻の巻末で、筆者が主人公はおばさんでなければいけないと言っていた。今回はチャグムが自分の子供だと良かったなどとバルサが思っていて全く感情移入できない。私も同い年ぐらいだが、読んでいて不快な気持ちが拭いきれなかった。中年中年いいすぎ。

もう1つの理由は何でもありなところ。ファンタジーといえどルールや制限、物語の設定があってこそだと思う。けれどこの物語は何でもありになってしまっている。それでは面白みがなく節操もない。これといった伏線もなく新たな設定が追加されるので、どんな物語だって書けてしまう。けれどこの作品シリーズはとても有名なので、私の感覚が狂っているのだと思う。

3巻の途中まで頑張ったが無念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年1月31日
読了日 : 2023年1月31日
本棚登録日 : 2023年1月27日

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