白い部屋で月の歌を (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2003年11月7日発売)
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感想 : 95
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表題作もよかったが、もう一編の『鉄柱』が素晴らしかった。恐怖はさしてないが、生きるとは?という問いに対する、明確な解がもてないことが不安を煽る。そういった意味ではホラーであったし、一種の哲学作のようにも感じた。また、ひきこまれる文章と展開は一級。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年4月5日
読了日 : 2021年4月5日
本棚登録日 : 2021年2月13日

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