憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (1994年3月4日発売)
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憑き物が聖痕(あるコミュニティだけありがたがられるもの)であり、マナが過剰についた状態であるとする説を説く。解説の人は、自身の魂観もマナなんだが、そういうのを無視している。
 なんとなく いざなぎ流に関するざっくりした説明が一応ある。式神の対戦はポケモンと似るなどと言われるが、本書によれば最強の式神が何なのかがわからない。
 文庫化にあたって器物に関するもの、熊野の本地と鉄輪、牛の刻参りへの影響を説く。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ:  ┗呪術(日本)
感想投稿日 : 2014年9月18日
本棚登録日 : 2013年8月27日

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