1Q84 BOOK 3

著者 :
  • 新潮社 (2010年4月16日発売)
3.75
  • (1407)
  • (2225)
  • (1730)
  • (425)
  • (102)
本棚登録 : 19481
感想 : 1890
4

初読。
BOOK2より初めてBOOK1を読んだ時の興奮が蘇ってきたぞ!

しかし、当然 BOOK4に続くものだと思っていたら
BOOK4は出るのか!?いやそれだと1Q85になってしまう、
前段階のBOOK0か?
と、諸説あるのですね。

確かにハッピーエンディングっぽいけど、
いやいやいや、まだまだ謎は全然放置されてるでしょ!
これで終わったら…と思ったけど春樹氏はBOOK2を書き上げた段階で
終わりのつもりだった、とか。えー!
でもそうやってジリジリ待つのも面白いものね。

で、BOOK4。
天吾と青豆になんと牛河sideが加わって謎が解き明かされていく。
ミステリー色が強くなって頁をめくる手を急がせるぞ!

一度死んで生まれ変わった看護婦ーはあの彼女なのだろうしー
タマルの仕事場面や天吾の父親のNHKの集金や
ついに出会えた天吾と青豆、そして虎が反転した世界、
一気に動いたことと、ふかえりは?教団は?リトルピープルとは?
という残された謎、でも全てがつまびらかになるとも思えないかな?

今巻は青豆の潜伏中でも規則的に繰り返される生活の描写、
天吾の準備の早さなどが個人的ツボ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説-日本
感想投稿日 : 2012年5月2日
読了日 : 2012年5月2日
本棚登録日 : 2012年5月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする