私の男 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2010年4月9日発売)
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感想 : 905
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上映時間も何も見ずに
その中で時間帯の合う映画を見た。「白紙で」
それがこの映画だった。

もちろん桜庭一樹の作品とも直木賞作品とも
何も分からずー
今でも鮮烈にそれぞれの場面が鮮烈に浮かぶ
とにかく怖かった、暗かった。
登場人物も限られた中
雪深い
氷の世界、
ただただ逃げていく場面
息ができなかった、どうなる
主人公「男」を信じられなかった
どうなる?どうなる?息もつかず場面に釘付け
苦しかった、悲しかった

映画館をでて、ずっと後も残ってる
「あれはなんだったのだろう?」
深い深い愛
こんな二人の出会い方でなければよかったかもしれない。
彼女に「花に」
まともな「何がまともかは別にして」結婚生活はできない。

そして今ならわかる。、
人間、追い詰められると怖い。


本当は
映画と比較するためにも
もう一度
この作品を読むといいけど、前の記憶は忘れてる、
好き嫌いは別にして秀逸だろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月29日
読了日 : 2020年1月11日
本棚登録日 : 2020年1月11日

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