マグダラのマリア: エロスとアガペーの聖女 (中公新書 1781)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年1月1日発売)
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本棚登録 : 416
感想 : 52
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前半のスリリングさは後半にはないんだけども、面白かった

インターネット以降の時代には、こういう情報の流転はどうなってくんでしょうね
出版印刷より前の時代、一次資料ってものにあたれない時代に起こる情報の編集というのは面白い

ポストトゥルースというけども、トゥルースな時代なんてあったのかな、それっぽいのがあったとしてもめっちゃ短い一瞬だったんだろうな、インターネットが一瞬描いた夢なんだろうな

新約とか読んでもマグダラのマリアとかほとんど出てこないのに、どっからあんなイメージ出て来てんのかな、と思ってたのが納得できる

これで外典とかあたり始めたらまた大変なことになるからそこは避ける

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月19日
読了日 : 2017年2月14日
本棚登録日 : 2018年11月19日

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