教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書 2293)

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年11月21日発売)
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本棚登録 : 1068
感想 : 62
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宗教から一定の距離を取った視点で茶化さずに真面目に書かれている。普通の当たり障りのない宗教紹介本かと思いきや、しっかり主張がある。印象に残ったところ抜粋。

〜文化としての宗教のもつ「失敗のアーカイブズ」としての役割は大きい。〜そういう意味で我々は、個人的信仰とは別次元の、文化としての宗教という歴史的共有財産に、もっと注意を払うべきなのではないだろうか。

ドライな切り口カッコいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月3日
読了日 : 2024年3月3日
本棚登録日 : 2024年3月3日

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