カスピアン王子のつのぶえ (ナルニア国ものがたり 2)

  • 岩波書店 (1966年7月1日発売)
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感想 : 26
4

ナルニア国ものがたりも、これで4冊目です。

いつもの展開にちょっと飽きつつありました。


あの4人の子どもたちが、あの不思議な衣装たんすを抜けてナルニア国を治めたあの日から1年が経っていました。
彼らは長いお休みが終わり、寄宿学校へと戻るため、汽車を乗り換えている所でした。

そこで突然、まずはルーシィーがそしてエドマンドが何かに引っ張られてしまいます。
そして次の瞬間、4人はナルニアへ。。

やってきた城跡は、どうやら数百年を過ぎた、ケア・パラベルの城のようでした。。
ナルニア国栄えた第一王、ピーターたちの話は今や語ってはならぬ伝説となり、欲深いミラース王がナルニア国王として統治。甥のカスピアン王子こそが、正当なナルニア国王の血だというのに。。

と、ここでミラース王に男の子が産まれ、カスピアン王子は暗殺の的に。国を追われることになる…

もうこの感じに乙女な私はあきあきしてしまいました。また、戦?
ピーターとエドマンドまで武装しはじめると、ページを閉じたくなります…

が、そこに、可愛らしいルーシィが私を救ってくれました。
眠れない夜、ワラビや枝のすきまから、空を見上げたルーシィは、ナルニアの夜空、懐かしい星座を目にします。森の木々が、昔のナルニアのように今にも話し出すのではと、木の精たちに話しかけるルーシィ。

次の日にルーシィが見たのは…

ここからはあのひとが現れて、幸せに読み進むことがてきます。

さあ、元気を出して、次なる「朝びらき丸 東の海へ」とすすもうではないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月17日
読了日 : 2020年8月17日
本棚登録日 : 2020年8月17日

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