ナルニア国ものがたりも、これで4冊目です。
いつもの展開にちょっと飽きつつありました。
あの4人の子どもたちが、あの不思議な衣装たんすを抜けてナルニア国を治めたあの日から1年が経っていました。
彼らは長いお休みが終わり、寄宿学校へと戻るため、汽車を乗り換えている所でした。
そこで突然、まずはルーシィーがそしてエドマンドが何かに引っ張られてしまいます。
そして次の瞬間、4人はナルニアへ。。
やってきた城跡は、どうやら数百年を過ぎた、ケア・パラベルの城のようでした。。
ナルニア国栄えた第一王、ピーターたちの話は今や語ってはならぬ伝説となり、欲深いミラース王がナルニア国王として統治。甥のカスピアン王子こそが、正当なナルニア国王の血だというのに。。
と、ここでミラース王に男の子が産まれ、カスピアン王子は暗殺の的に。国を追われることになる…
もうこの感じに乙女な私はあきあきしてしまいました。また、戦?
ピーターとエドマンドまで武装しはじめると、ページを閉じたくなります…
が、そこに、可愛らしいルーシィが私を救ってくれました。
眠れない夜、ワラビや枝のすきまから、空を見上げたルーシィは、ナルニアの夜空、懐かしい星座を目にします。森の木々が、昔のナルニアのように今にも話し出すのではと、木の精たちに話しかけるルーシィ。
次の日にルーシィが見たのは…
ここからはあのひとが現れて、幸せに読み進むことがてきます。
さあ、元気を出して、次なる「朝びらき丸 東の海へ」とすすもうではないか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月17日
- 読了日 : 2020年8月17日
- 本棚登録日 : 2020年8月17日
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