10年ぶりの特捜部Q。
何といってもアサドとカールのコンビが魅力的すぎる。
冒頭、2人の少年が誘拐、監禁され何とか状況を打破しようと木片と自らの血で綴った手紙が海を漂うボトルメールという形でデンマークからスコットランドへと流れ着く。
ボトルメールは、巡り巡って未解決事件捜査を取り扱う特捜部Qの元へ届く。
手紙の筆者、Pから始まる人物、PからQへの救援メッセージを解明するのが今作のメインストーリー。
シリーズものの定番として、現在時点で起きている連続火災事件というショートストーリー、作品を跨る謎としての各メイン人物達の闇、謎というロングストーリーを織り交ぜながら進んでいく物語。
エンターテイメントとして文句なく良。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2021年7月10日
- 読了日 : 2021年6月12日
- 本棚登録日 : 2021年7月10日
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