にょっ記

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年3月13日発売)
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本棚登録 : 756
感想 : 157
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”にょっ記”って日記をもじっていたのですね、あからさまなのに気付いていませんでした。

面白過ぎる。
そのばかばかしさや、何の話!?的なところ、ふくらむ妄想は岸本佐知子氏のエッセイにも似ているが、こちらにはプラスでときに下品さと下ネタがw

でも、あまりにもばかばかしくて、突き抜けているためカラッとしている。
”うこん”の話の3連投なんかは声を上げて笑ってしまった。
家で良かった。
庭でせみの鳴く日に読んでいたから、”せみの思い出”とかも笑ったな。

この日付どおりの間隔で不思議事象に出会っていたり、考えていたりするのだとすると、なんとも和やかで笑いある日常なのでしょう。
それも捉え方と膨らませ方の感性なのかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2022年8月28日
読了日 : 2022年8月17日
本棚登録日 : 2022年8月28日

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