こんなときだから読むというのもどうかと思うけど、ちょうど積んでいたので。とはいえ内容としてはウクライナというよりロシア文学なはず。
さて、内容だけど、傑作。悪魔が主要登場人物であるだけにキリスト教への理解があった方がより深い読みができるとは思うけど、奇想天外な登場人物や出来事が次々と起こるのを追っていくのが単純に面白い。マルガリータが魔女になったときの堂に入りっぷりとかも。
でも結局巨匠とマルガリータの救いが死だったのは、巨匠がずっと作品を活字に残せなかった作者の写しだと思うと悲しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月23日
- 読了日 : 2022年3月22日
- 本棚登録日 : 2022年3月22日
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