1992年から1997年の間に書かれた8つの短編を加筆修正して編まれた短編集。
20年以上前の作品でありながら、すでに若竹七海の片鱗がある。コージーミステリなんだけど、しっかりと毒がある。短編の中にもしっかり黒い底流があって、それは「葉村晶シリーズ」にも脈々と受け継がれている。
この黒さが好きなんだよな〜。
どの話も最後の最後にオチがあって、ニヤリとしたり、ゾクリとしたり、とにかく上手い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
短編
- 感想投稿日 : 2021年7月31日
- 読了日 : 2021年7月31日
- 本棚登録日 : 2021年7月31日
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