結婚式のつまらないスピーチで、スープに顔を突っ込むシーンで印象付けた主人公のこと葉。伝説のスピーチと同じように、掴みで一気に本に興味を持って行かせる。
題名の通り、結婚式のスピーチかと思わせて政治に持って行く。『総理の夫』と同じように政治の場面が増えて来ると、政権交代しても元に戻る状況を思い出すと、熱く書かれてもちょっと如何なものかと思ってしまう。(2010年の作品とか)
スピーチのところは感動的でやはり参考になるが、自分でできるかとなると暗記も含めて絶望してしまう。
こと葉が成長し、幸せを掴むところは感動し涙が溢れて来る。後味が良く終われて良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年10月22日
- 読了日 : 2023年10月22日
- 本棚登録日 : 2023年10月22日
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