最初の方は文章が昔の翻訳小説みたいで読みづらいと思ったが、途中から気にならなくなった。
何かを得るには代償が必要なのだということだろうか?一番印象に残った「猿の手」。
彼らは実際に存在するのか、それとも彼女の空想の産物なのだろうか?パンの大神を見たから狂ったのか、狂っていたから見たのか「パンの大神」。
「恐怖は人間の最も古い、最も強い情感だ」というが、確かにどんどん惹き付けられる。
現代のいわゆる迫力のある映画のようなホラーもいいが、あっさりとしていて、陰湿でぞっとするようなホラーも魅力的だと思った。
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- 感想投稿日 : 2017年2月19日
- 読了日 : 2016年10月4日
- 本棚登録日 : 2017年2月19日
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