労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書)

  • 光文社 (2017年10月17日発売)
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感想 : 55
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ブレクジット前後の英国事情、現代の労働者階級の分析および現代にいたるまでの100年の経緯の概観を記した本。

相当資料を読み込んだと思われる豊富な知識を前提とし、ち密ながらも簡潔な文章で、内容はやや硬めながらも英国事情をお手軽に把握できるのはさすがの文章力としか言いようがない。

特に、日本で生まれ育ってそのまま日本に住んでいる私のような人間には、ブレクジット前後の事情が庶民の目線で記されている第一部が興味深かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論
感想投稿日 : 2020年9月2日
読了日 : 2020年8月30日
本棚登録日 : 2020年7月25日

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