「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
- 山と渓谷社 (2015年8月21日発売)
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感想 : 18件
帯表
都会の人は、弱い
帯裏
文明社会は、気温も明るさも一定で、風も吹かないという環境をつくりたがります。それが必要なときもあるけれど、そういう環境では感覚があまり働かない。だから、自然の中で、温度も変わるし、太陽も動くという環境で、五感を鍛えたほうがいいと思うんです。
-養老孟司
(第五章「聞くこと、話すこと」より)
私は、50年前の日本の自然を見て、素晴らしいと思ったから日本に住み着いた。もし、いま日本に来たら、日本人にはならなかったでしょう。日本はずいぶん変わってしまった。
-C・W ニコル
(第七章「これからの日本のこと」より)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
甲野善紀
- 感想投稿日 : 2016年2月4日
- 読了日 : 2016年2月4日
- 本棚登録日 : 2015年11月22日
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