夏目漱石が松山中学在任当時の体験を背景とした初期の代表作。
教師として四国の中学に赴任した青年“坊っちゃん"が、生徒からの酷い仕打ちや他教師たちの無気力な態度にも負けず、真っ向勝負を挑んでいく。
テンポよくユーモアのある文章で、物語にあっという間に引き込まれた。登場人物たちのあだ名のセンスもいい。
不器用なんだなぁ。でも、好きだなぁ。坊っちゃんの無鉄砲で真っ直ぐさがとっても爽快で、心がスカッとした。
たとえ勝負の結果は負けであっても、坊っちゃんのように志を高く持った生き方をしたいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月25日
- 読了日 : 2023年6月8日
- 本棚登録日 : 2023年6月8日
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