うつくしが丘に建つ通称「不幸の家」での五つの家族の物語。
家って大きな買い物だからね。
でもそう、家ってただの箱なんだよね。
どこで過ごすかより、誰とどう過ごすか、なんだよね。
幸せも不幸も決めるのは自分。
それぞれ抱えた事情や厳しい現実。それでも自分や家族の幸せを考えた末の決心。
優しくて力強い。
町田そのこさんの作品を読むのはこれで5作目だが、どれも根っこのところは一貫しているように感じる。
構成が見事で、エピローグの繋がりにほっこり。
どんな状況でも前向きに生きていきたいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月25日
- 読了日 : 2023年2月19日
- 本棚登録日 : 2023年2月18日
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