えぇ~?!
まさか、上巻が丸々前振りだったとは。
この構成に一番驚いた。
主人公は編集者。カササギ殺人事件の小説の著者が死んだ。小説の事件の犯人は?著者を殺した犯人は?なぜ?
現実と小説のふたつの事件が交差しながら、真相が明らかになる瞬間、見事に繋がる。
カササギ殺人事件だけでも完成度は充分高いのに、それを前振りにして更に事件を起こすなんて…
アガサ・クリスティ愛、ミステリー愛がいっぱい詰まった作品だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月4日
- 読了日 : 2023年4月25日
- 本棚登録日 : 2023年4月23日
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