渡良瀬

著者 :
  • 岩波書店 (2013年12月26日発売)
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本棚登録 : 65
感想 : 9
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 渡良瀬川は、足尾鉱毒事件で死に、今またコンクリートと水門で死につつある。渡良瀬遊水地は栃木、群馬、埼玉、茨木にまたがっている。東北本線古河駅の近く、平塚電機製作所に勤務する南條拓28歳の物語。電気工の仕事ぶり、妻と3人の子供たちとの暮らしがとても丁寧に描かれています。時代は昭和の終わり、平成に移る前の頃。377頁、大作だと思います。佐伯一麦「渡良瀬」、2013.12発行。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年12月17日
読了日 : 2023年12月17日
本棚登録日 : 2023年12月17日

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