町内会の「祭り」をどうするか。元校長で、町内会を私物化し業者との癒着体質の武村爺さんの「癒着祭り案」。見て見ぬふりをせざるを得なかった町民たち。そこに突如出てきた、多忙な妻に代わって町内会に参加した咲元。従来の祭りと同じ費用で10倍盛り上がる案「火の玉転がし」を提案w。原宏一さんの「ファイヤーボール」、2012.2発行です。町内会のひとつのイベントをテーマに、地域、家族、夫婦、親子、友達、男女・・・、いろんな関係を描き、そして「人としての在り方」を問うた作品だと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年4月24日
- 読了日 : 2017年4月24日
- 本棚登録日 : 2017年4月24日
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