名前も概要も知っているけど読んだことの無かった本。進化を考える時は「個体」ではなく、「遺伝子」を単位にして考えなくてはならない。
我々がつい個体を単位として考えてしまうのは、人間は個体の境界がはっきりしているからではないかと思う。これが植物のように接木ができると、個体にそれほど意味はないことが分かる。あくまでも遺伝子がどのように増えるかが大事なのだ。
「生命の目的は子孫を増やすこと」を比喩などではなく、心から言っている人をこの本で叩きたい。40年の重みを喰らえ。
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- 感想投稿日 : 2018年12月31日
- 読了日 : 2018年9月22日
- 本棚登録日 : 2018年9月22日
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