「階段を下りる女」という絵を偶然出張先のアートギャラリーで見て,一気に思い出が蘇る.絵の女イレーネを探して島に渡り過ごした日々.あったかもしれない未来を語りながら癒されていく主人公と静かに激しく死を見つめるイレーネ,そこに漂う切り取られた時間が美しかった.再生の物語.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年1月2日
- 読了日 : 2019年1月2日
- 本棚登録日 : 2019年1月1日
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